パラグラフリーディング練習
官僚制が疎外的構造の例となるような懐かしみを感じさせる本
80、90年代つったらそうだよな。今となっちゃ古臭いけど、社会学って数学みたいなケチのつけようのない論理を建てられないからプレゼンとかに役立ちそうなんだよなあ。
so what? why so?の答えを読者に説得する必要があるんだから。。
以下メモ、後で更新できたら。
段落まとめ。
導入
1.私達は合理的であることを誇りにしており、私達の行動には理由がある。
2.(そのように考えると)私達の多くは合理的な思考過程を持つ。
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3.(しかし)社会学はこの常識に異議を唱える。社会は非合理的基盤に立っている。
4.(その論証として)まず、合理性を唱える人々の間でも矛盾が生じ、結論が正反対の場合がある。
5.(さらに)それ自体高度な合理性を持つが、望ましくない結果となることがある(官僚制の例)
6.(官僚制といえば、、ヴェーバーを例に)能率を計算する手順に従う「機能的合理性」目的そのものへ向かう「実質的合理性」がある
7.(マンハイムを例に)組織の合理性そのものが不合理な結果をもたらしているといえる
8.管理者も、専門のみに関心を持つ専門家の意見を通して物事を見ることで実質的合理性を失う
9.(例)誰もが歯車の歯としてふるまい、他の行動の可能性が奪われている
10.(例)合理的行動から不合理な結果の例:マルクスの指摘
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11.(実は)合理性はそもそも社会の存立基盤ではない
12.そういったのはデュルケーム、機能主義の説明と反論
13.(そういうわけで)私はデュルケームのミクロ社会学を使う
14.(以下)社会が非合理的基盤に立っている論証をする。これは(権力、犯罪のような)重要な問題にも役立つ
15.人は連帯感情と私欲の追求を同時に持つ。合理性と計算といったものもこの「欲」の中に地位を占めるが、この根本の出発点はデュルケームの非合理的連帯の理論である。